ワクワクするアイデアで、地域課題を解決しよう!「若手サミット2018夏」

お問い合わせ・資料
menu
contact

ご利用についてや会員・パートナー申込など
お気軽にお問い合わせください

0564-73-6657

受付時間 9:00 ~ 18:00 (土日祝日除く)

ワクワクするアイデアで、地域課題を解決しよう!「若手サミット2018夏」

イベントレポート

ワクワクするアイデアで、地域課題を解決しよう!「若手サミット2018夏」

2018年7月21日、Camping Office osotoにて、地域課題の解決策を考える公民連携アイデアソン「若手サミット2018夏」が開催されました。

若手サミットとは、地域の課題に向き合う企業や自治体、NPOなどの若手が集まり、互いの知恵や技術を活用して新しい課題解決の方法を考える場。イベントを通して、世の中をワクワクさせるような革新的なアイデアを創出・実現させることを目指しています。


これまで名古屋で開催されていたこのアイデアソンが、今年は岡崎市で初開催!今回課題となるテーマは、「岡崎市の『関係市民』の増加」です。

会場には、行政や民間企業に務める社会人やまちづくりの興味のある学生など、40人を超える参加者が集結。岡崎市内はもちろん、市外からの参加者の姿も多くありました。
 

課題は「自発的に岡崎に関わる人を増やす!

課題は「自発的に岡崎に関わる人を増やす!

はじめに岡崎市役所の寄田さんから、岡崎市の現状と課題について説明。今回のテーマである「関係市民」とは、たとえ市内に住んでいなくても、自ら情報発信や地域活動へ参加するなど、“その街に自発的に関わっている人”のことを指します。

悩み、考え、時に煮詰まり…

悩み、考え、時に煮詰まり…

ワークショップでは、岡崎でいま情報発信などを行っている人にインタビューしたり、ペルソナ(具体的な人物像)を設定してイメージを膨らませたり…。マーケティングの手法やデザイン思考的アプローチなども取り入れ、5時間に及ぶディスカッションを行いました。

イベントの最後に、各チームが考えたアイデアを発表。ゲスト審査員として、スノーピークビジネスソリューションズ代表取締役社長の村瀬さん、ソーシャル・アクティ代表取締役の林さん、岡崎市広報課課長の安藤さんが登壇し、講評を述べました。

各チームのプレゼンテーションを紹介

各チームのプレゼンテーションを紹介

以下、各チームのプレゼンテーションの内容を紹介します。

テーマ:(1)岡崎に興味を持ち、情報収集・発信したり街のにぎわいに参加する人を増やす

◆チーム「こまめにカァマ」

岡崎の名所を走りながら巡れる、ランニングコースをシェアするアプリを作成。ランニングしている人同士がすれ違うと、その人のおすすめ情報が自動的に届き、いつの間にか情報を発信/受信する仕組み。

◆チーム「IKUZO」

岡崎城下マルシェ、通称「城マル」を開催。マルシェのテントは瓦のプリントを施し、城下町らしい雰囲気を演出。ジャズが流れ、岡崎産のクラフトビールやブドウ、岡崎まぜめんなどを河原で食べながらすてきな時間を過ごす。

 

テーマ:(2)岡崎のファンとなり、ボランティアやスタッフとしてにぎわいの一角を担う人を増やす

◆チーム「We ♡ Okazaki」

岡崎のファン同士を繋ぐマッチングサイトを立ち上げる。自主的に岡崎の魅力を発信している人や、「何かやってみたい」と思っている個人が繋がることによりアクションを促し、ファンがより深く街と関わることになる。

◆チーム「やって来た人」

SNS上で開催する岡崎市のPRコンテストにより選ばれた人が“オカザえもんになれる”権利を獲得するという「オカザえもんになれるイベント」を企画。イベントに参加するだけでなく、自らが演者となり「参画」することがポイント。

 

テーマ:(3)岡崎で新たなにぎわいを企画・創出する人を増やす

◆チーム「人生に岡崎を」

もっと輝きたい、チャレンジしたい人のためのwebサイト「かがやきWEB」をオープン。全国の自治体で行われている先鋭事例を、“人”に焦点を当てて紹介。リアルイベントも開催し、人と人が積極的に繋がる施策を行う。

◆チーム「帰ろ岡」

情報共感マッチングシステムを構築。あらゆる人が発信する岡崎の情報をデータベース化し、同じことを考えている人同士をマッチングさせる。岡崎市への転入者は、このデータベースに登録し、UIターンのコミュニティなどと繋がることができる。

結果発表!1位に選ばれたのは…!?

各チームからの熱のこもったプレゼンテーションの後は、審査員から順位を発表!栄えある1位に輝いたのは、岡崎市の情報共感マッチングシステムを提案した「帰ろ岡」チームでした。

村瀬さんは、「マッチングという“集めて届ける”アイデアで、断片的な情報が一括で見ることができたらすごくいいと感じました。実現に向けては、データベースをどう上手く活用するかというのが大切だと思います」とコメント。

2位は「やって来た人」チーム、3位は「こまめにカァマ」と続き、さらにチームの健闘を称える「若サミ賞」には、「IKUZO」チームが選ばれました。

6つのユニークなアイデアが飛び出した今回のアイデアソン。また、若手サミット開催の醍醐味は、互いに立場の違う人同士がつながることでもあります。この若手サミットを通して生まれた出会いが、きっと新しい未来を作っていくことでしょう。

一覧に戻る